うつ病のはじまり2

うつ

不眠で心療内科にかかったものの、初期段階で治療をうける機会を失してしまいました。

抗不安薬と睡眠薬でごまかしながら、平日は残業、休日も昇進試験の準備。
開発と営業SEとの間の板挟みも続き、雰囲気は悪くなる一方で、責任の擦り付け合い、協力なんて意識はまったくない、もちろん上司からのサポートはなし。
そんな状況が続いていました。

さらには、お客様への提案活動まで駆り出されます。

お客様と会話したり、提案したりするのは苦ではなく、むしろ得意。自分で言うのもなんですが、 異動前では上司や営業、社外のパートナーからも信頼をされていたと思います。
ただそれは、ベースとなる技術的な知見や、お客様のお話しを理解できる業種業務の経験があってのことです。

異動後は、 これまでの経験がほとんど生かせない領域、まだ形になっていないソリューション、知らないお客様の業種業務、SEについていくだけで、何もできませんでした。

ストレスはピークな状況だったと思いますし、自分の価値が何もないと感じるようになってしまいました。

そして、その後、本格的なうつ病の症状がでてくることになります。

おかしいな、とはっきりおもったのは、
夕飯を外で済ますというときに、何をどこで食べるかが、まったく決めることができなかった時です。

何が食べたいかわからない。
分からなくても、なんとなくここにするか、と決めることができない。

いまでも、その時に、妻に「なんか変だな」とつぶやいたことを覚えています

そこから、頭が働かない、朝とてつもなくしんどい、文章を読んでも頭にはいってこない、話をすることが苦痛になり、
夕方になると少し楽になるという感じでした。

さすがにまずいと思い、心療内科を探すのですが、最初に見てもらった心療内科は平日のみの心療、もうひとつの病院は予約でいっぱい。忙しい中でなかなか見つからないなか、口コミがあまりよろしくないと避けていた病院に。

診察の結果、中程度のうつ病と診断されました

ああ、、うつ病なんだ、、
と、まさか自分が、というショックと、これまでの症状の原因がはっきりしたという複雑な気持ちの中で、思わず泣いてしまっている中、医師から、「うつ病はぜったい治る」と力強く言われました。

抗うつ薬(まずはSNRI)と睡眠薬(ブロチゾラム)を処方されましたが、効果がでるにはしばらくかかる、翌週また診察にくるようにと。

その日から抗不安薬をやめたのですが、翌日は一日中、
何もしていないのに、 何かに追われているような気分がずっと続き
つらかったのを覚えています。

通院後、出勤した際は、相当、表情が暗く、顔色が悪かったようで周りが心配して声をかけてくれるのですが、頭が働かない、意識がぼーっとしているという状況で、何も言われているかもわからないという状況でした。(続く)

      *    *    *

ちなみに、この医師に、オーストラリアに行く直前まで診てもらっていたのですが、口コミに書かれているようなひどい対応ではありませんでした。

もしかすると、うつ病でいつまでも回復の兆しが見えないなか、医師に対する不信感は必ずあるもので、それらが口コミに反映されていたのかもしれません。

一人の医者をむやみに信じるのも問題ですし、人によって合うあわないが、特に心療内科はあるようです。

通い易さも重要なポイントで、動けない、家を出たくない、というときに遠方の病院よりも、できるだけ近くのほうが良いです。(上記の病院は徒歩5分、土日もやっていましたが、それでも行くのにパワーがいりました)

うつ病の場合の医師/病院選びというのは難しいのかもしれません。

つづく

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