以前、うつ病にかかり、抗うつ薬を飲んでいる間、長年悩まされていた片頭痛が全くでなくなった話をしましたが、今回は、薬だけではなく、これらの病気の関連性をもう少し調べてと思います。
前回の記事はこちら
最近になってもう少し調べてみると、抗うつ薬が片頭痛の予防になるだけではなく、うつ病と片頭痛には関係性があるようです。
片頭痛全体におけるうつ病とパニック障害の随伴率はそれぞれ28%, 33%と高い割合を示した.
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjpm/41/8/41_KJ00002388041/_article/-char/ja/
そもそも片頭痛はどういう病気かというと、私の場合、心臓の鼓動に合わせるように頭がズキズキする痛みが数時間から1日ほど続き、ひどい時は嘔吐をともなうこともあります。
普通の頭痛と大きく違うところとして、頭痛の前に「前兆」があることです(前兆がない人もいるそうです)。この前兆とは、ギラギラ光る不快なギザギザが見えはじめます。これは閃輝暗点と言われており、ギザギザが大きくなり視界が欠けていくことになります。
この前兆が出てしまうと、片頭痛を回避する術はなく、なにか難しい考え事をすることは困難になり、片頭痛用の頭痛薬(トリプタン製剤、私の場合はイミグラン)を飲んで、可能であれば暗いところで横になって、できるだけ痛みが強くならないようにするしかありません。
この片頭痛は20年程度の付き合いでして、当初は片頭痛という病気も知らず、温めたり肩をほぐすといったストレッチをするなど通常の頭痛と同じような対応をしてました。片頭痛の場合、こういった対応は逆効果で、むしろ冷やすであったり暗いところで安静にするというのが正しい対応にもかかわらずです。
その後、おかしいと思い、脳神経外科の診察を受けて、CTやMRIを受けて異常なし。
当時、片頭痛がそれほどメジャーじゃなかったのか、その脳神経外科医が未熟だったのかわかりませんが、結局、片頭痛という病気があり、頭痛外来や頭痛専門の医者がいることを知ったのは、生命保険に入る際の診査医がこっそり教えてくれたときです。
現在のところ、残念ながら片頭痛の根本原因はわかっておらず、薬による予防、対症療法がメインです。
以下のサイトによると、3つの説があるそうです。
神経伝達物資であり発痛物資でもあるセロトニンにより血管壁に炎症が起こり頭痛が発生するとする「血管説」。なんらかの原因により三叉神経から痛みの原因物質が放出され、血管の炎症を起こして頭痛になるとする「三叉神経血管説」。そして、脳の過剰反応によって頭痛が発生すると考える「神経説」があります
https://hidamarikokoro.jp/faqcat/%E9%A0%AD%E7%97%9B%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6/

自分がうつ病になるとは思っていませんでしたが、片頭痛を生じる人にうつ病を生じやすいということを知っていれば、もう少し注意できていたかもしれません。
片頭痛もうつ病も、QOLを著しく低下させる病気なので、早く根本治療の道が開けるといいですね。
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