20年来の片頭痛(偏頭痛)持ちです。
今は月に1回あるかないかくらいなのですが、ひどいときは月に数回、片頭痛に襲われます。私の場合、片頭痛がくるという予兆があり、なんかものがよくみえないなぁというところから始まり、パソコンや本の一部の文字が消えはじめ、ギラギラする不快なギザギザが見えはじめます。(閃輝暗点といいます)
視界の半分ぐらいが欠けるようになり、そこから30分くらいしたら強烈な頭痛がきて、ひどいときには吐いたりして、暗いところで横になるしかできなくなります。おさまるときは数時間、長いと丸一日続いてしまいます。
そうなる前に、片頭痛むけの薬で対応するのですが、片頭痛のお話はまた別の機会にしたいと思いますが、今回は、片頭痛とうつ病(抗うつ薬)の関係についてです。
片頭痛は頭痛外来、うつ病は心療内科、それぞれ別の先生に診てもらってたので、片頭痛とうつ病、実際は抗うつ薬だったのですが、なにかしら関連があるのかもというのは、実際の体験から気づいたことです。
というのもうつ病になってから数年、片頭痛がまったくでないのです。
片頭痛向けの薬が減らず、半年に一回は行っていた頭痛外来にぱったりと行かなくなっており、もしや良くなったと思っておりましたが、
心療内科の医師に聞いてみると、飲んでいた抗うつ薬に片頭痛を予防する効果があるとのことでした。
なので残念ながら、抗うつ薬を断薬すると、これまでどおり片頭痛は復活してしまいました。
片頭痛のメカニズムや原因は完全に解明されているわけではないのですが、片頭痛にはどうやらセロトニンが関わっているとのことです。
ご存知のようにうつ病もセロトニンが関係していると言われております。
さらには、片頭痛の予防として、抗うつ薬が処方されることもあるようです。
私も、パキシルと三環系抗うつ薬のアモキサンを処方されていたので、なるほどそういう副作用もあったんだということですね。
私の片頭痛は、現在は月に一回あるかないかなので、予防薬ではなくて、イミグランなどの頭痛の兆候がでてから飲む薬で対応できるのですが、ひどい人は毎日、片頭痛で動けなくなる人もいるそうです。
このあたりの医療の研究も進むとよいなぁと思います。
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