医師は以下のような絵を描いて、うつ病には段階があることを説明してくれました。
薬をちゃんと飲んで、眠って、栄養をしっかりとっていれば、自然と治るものだよ
と説明されたと記憶してます
*急性期、回復期、再発予防期は、厚生労働省のサイト「 1 うつ病とは 」を参考に、個人の経験として該当する個所に当てはめています。
ただ、私の実感としては以下のような感じです。
厚生労働省のサイトでは、それぞれの期間で重視すべき項目と期間の大まかな目安*2として
急性期: 休養 (1か月~3か月)
回復期: 薬物療法 (4か月~6か月)
再発予防期: カウンセリング 精神療法(1年~)
とありますが、私の経験として、
■急性期: 休養せざるをえないほど、動けない、何もできない、何も考えられない
■回復期: 動けるが、気分の落ち込み、不安感、とにかくつらい。回復期後半は自己肯定感の喪失、希死念慮
■再発予防期: 死にたいと思わなくなる、気が楽になるタイミングがでてきた
(絵でいうと再発予防期はもう少し後なのかもしれません)
ここで言いたいのは、
回復期に当たる時期は、回復している感覚がなく、急性期よりも気分の落ち込みや、死にたくなるくらいつらく感じたことです。
うつ病は治りかけに特に注意して薬もやめないようにすべきとよく言われます。
これはまったくの私見なのですが、
すこし動けるようになり、頭もすこし動くようになってきたからこそ、
そういった感覚を覚えてしまっていたのかもしれません。
ですので、つらい、死にたい、という激しく気分の落ち込みを感じているひとは、
もうそれは回復期なんだ、時間がたてば再発予防期のフェーズに移行できるんだ、
と考えてみてはいかがでしょうか
(続きます)
*2: それぞれどれくらいの時間を要するかは、状況によってたいへん幅がありますhttp://kokoro.mhlw.go.jp/about-depression/ad001/
コメント
ひげきちさん、ご無沙汰しています。
最近また調子がひどく悪くて、元気をもらいたくてひげきちさんのブログを読み返していました。
ひげきちさんが書かれている通り、まさに急性期より悪くなっていると感じてしまう日々です。そしてこの上がったら下がったりの体調に疲れてきてしまいました。いったいあとどれくらいかかるんだろう、果てしないトンネルに思えて。
でも、ひげきちさんのおっしゃる、こう感じるのは回復期に入ってるからなんだという言葉を信じて乗り切ろうと思います。
ピコさん
今、私がどんな言葉で表現しようとしても、ピコさんの苦しみを到底表すことはできないでしょう。
また、私の言葉くらいでは、ピコさんにとっては気休めにもならないことも知っています
でも私はピコさんと同じ症状を経験しています
そして現在は元の自分に戻っています。これは事実です。
今は信じられないかもしれませんが、そしていつになるか不安かもしれません。
でも回復期に入ったということは、浮き沈みがありながらも確実に回復に向かっているということです。
よ さん
コメントありがとうございます。
自分では気づかないかもしれませんが、医師から言われたのであれば、それは確実に良くなっているのではないでしょうか
もちろん、私も回復期には変わらない、むしろ酷くなってると感じたものですが、後から思いおこせば、ゆっくりですが、良くなっていました
焦らず、無理せず、が大事です。
あなたも必ず大丈夫です。
医者から回復期にあると言われてますが、まったくそうおもえません。つらいです。なんとか生きている感じです。